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2026.01.21
お知らせ
「最初に書いたブログの続きを」
2022年を最後に、社長ブログの更新を怠っていたとは、自分でも驚きである。
2012年の最初の投稿が、ロンハーマン(※1)という北参道にあるお店の話だったので、今回は初心を思い出し、洋服に関するメーカーを題材に書いてみたい。
私はお洒落にあまり明るくないのだが……(言っておくが、シャツからハンカチまで自分で選んだものを着ていることに、日本男児としての誇りを持っている。以下、一切のツッコミは受け付けない……!)
イタリアの企業、ブルネロ・クチネリ(※2)は、「安く大量に売る」ことを選ばない。
大切にしているのは、服を長く着るという考え方であり、人の尊厳であり、働く人の時間や誇りである。
「社員を最も大切にする企業」として、国際的にも知られている。
効率よりも、そこにある価値を重んじる姿勢を一貫して貫き、その考え方を変えないブランドである。

会議のひととき 芦別事業所上空から
私は、こういう企業をつくりたいと思って創業したことを、改めて思い出した。
一方で、「早く・安く・大量に」という考え方も、大都市を中心に今なお多く見られ、単純に否定されるものではない。
品質保証を徹底し、改善を重ね、「良いもの」という価値を加えることで、現代においても強い価値として残り続けている。
同じ“服を作る”という行為であっても、何を価値に置くかによって、評価は真逆になる。
これは、仕事においても同様である。
正解は一つではない。
だからこそ、同じ価値を持つチームで仕事を続けられる人生は、強く、そして楽しいのである。
さて、今日も私は変わらず、自分で選んだ服で、仲間たちと顔を合わせて、最高の仕事をしよう。
※1 ロンハーマン
アメリカ・ロサンゼルス発のライフスタイル型セレクトショップ/ブランド。
「どう生きたいか」を、服と空間で提案するブランドである。
※2 ブルネロ・クチネリ
イタリア・ソロメロ村のファッションブランド。
効率や大量生産よりも、地域・人・時間・品質を重視する思想で知られている。
