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ビックボイスBCP訓練

社長ブログ

2週間続け記録的な大雪になった。東京ではおそらく初めてではないだろうか。
2月14日(金)、この日は多くの企業で早めに帰社することを推奨していた。
当社では管理職を本社に呼び、この大雪を事業継続におけるトラブルと想定し、
BCPの訓練をしてみた。ここでBCPを説明させていただくと、
事業継続計画(Business continuity planning、BCP)は
災害などリスクが発生したときに重要業務が中断しないこと。
また、万一事業活動が中断した場合でも、目標復旧時間内に
重要な機能を再開させ、業務中断に伴うリスクを最低限にす
るために平時から事業継続について戦略的に準備しておく計画。
2006年4月(中央防災会議)では、2015年度までの10年間に、
大企業の全てと中小企業の半数以上の設定を目標としている。
要するに震災など想定できない状況になったときに
企業として事業継続の確保、社員や情報、機器等を含め
あらゆるものをいかに守るかと言うことを予めルール化して
おく事である。
ただ突発的な緊急事態がBCPの想定どおりに発生するはずもなく
また、BCPを策定していても、普段行っていないことを緊急時に
行うことは、実際には難しいものです。緊急事態において的確
な決断を下すためには、あらかじめ対処の方策について検討を
重ね、日頃から継続的に訓練しておくことが必要である。
私は予め、何も伝えず帰社させた管理職の一人に指示をして
報告を求めた。
〔訓練内容〕
目的:安否確認
対象:首都圏勤務の全社員、ビジネスパートナー
状況:首都圏全域に記録的な大雪、電車・バス・タクシー遅延、不通
方法:21:00 社長→管理職に安全確認の指示を出す。
   管理職の一人がBCP訓練の責任者となり、PCやメール、
   電話による連絡を実施した。
結果:30分以内に100%の確認が出来た。
   雪による電車等の交通機関が大幅に乱れていたが、24時には
   全員の帰宅確認も出来た。
   社員やパートナーとの連絡は時差なくスムーズに出来ることを
   確認した。
判定:ビックボイスと関連する方々とはスピーディに取れる事を
   確認できて、非常に有効な連携体制と判定できる。
   会社からの緊急連絡に直ぐに対応した社員とパートナーは
   非常に高い社会人意識を持っていることに感謝したい。
 代表の私に取っては予想よりはるかに良い結果であった。
 指示を受けた管理職は一瞬かなり戸惑う表情を見せたが、
 オフィスでパソコンとメモを用意し、迅速に動き始め
 かなりの速度で業務をこなし始めた。
 おそらく彼は緊急事態にでも同じように活躍すると確信した。
 今後も定期的にこのような訓練は実施していき、あらゆる不測の
 事態にも最善の対応が出来るように努め、お客様や社員の期待に
 応えていきたいと思う。
以上