季節は夏の終わり、それはそれは大変な二日酔い、ひどい頭痛の日に私は出会いました。
その名もカレーラーメン。その日は仕事で北海道室蘭市を訪れていました。昼時にいわゆる
社会的地位の高い方に連れられて大王というお店にいきました。
私の体調からすると”えーえー私は醤油派です、あっさり醤油ラーメンでお願いします”と
間髪入れずに注文したい所でしたが、『カレーラーメンは室蘭の名物なのさー』と言われ、
私は最高の笑顔で『ほほー、いいですね。是非お願いします』とお伝えしました。
その方は私に紙エプロンまで購入して私に下さいました。
待っている間、『これはね～女、子供というより男の食べものだなー』と
ご説明くださったおかげで体調絶不調の中食べられるかな～と不安が一層募りました。
そうこうしているうちに、尋常ない程の湯気とカレー色？で明らかに油がのってるラーメンが
やってきました。
私にはぐつぐつと煮立っていたように見えました。ふー、これは強敵だ・・・
一口食べると≪あ・熱いし、か・か・辛いじゃないか！≫ゴホゴホとむせました。
社会的地位の高い方が私を正面から笑顔で見据え「どう美味しい？これは好き嫌い分かれる
からね～」と気遣われる中、男の中の男を自負する私は必死で箸を進めていきました。
そう時間にして２分経過したころから————–ムムッ？？？あれれ？？
何かこれ、もの凄くうまいぞ！と言う事に気づきました。
いつの間にか食欲も戻っており、まずカレーのスープが初めは辛いが慣れると
絶妙！有りそうで無い深い味わい、そのスープに合うチャーシュー、ワカメなんかも
乗っていてこれがまた合う！気が付けばスープすべてを飲み尽くしていました。
思わず私は『うーん美味かったー』と一言。
汗がだくだく流れ、のれんをくぐり外に出ると不思議と二日酔いもスッキリなくなりました。
是非、二日酔いの際にご賞味ください。
ちなみに私は室蘭を訪れるたびにカレーラーメンを食べます。ファンです。
室蘭はこのようなグルメがいっぱいあります。別途、ご紹介します。
http://muro-kanko.com/gourmet/shop/curry_ramen/006_ajinodaiou_muroranhonten.html